Not the boy next door.

非公式坂本昌行ウォッチャーが自担とその周りへの愛をぬるっと吐き出すブログ

SPARK/V6がマジでめちゃくちゃ好きって話

2017年4月11日、私は衝撃の1曲との出会いを果たした。

 

それはV6が今年5月3日に発売したシングル『COLORS/太陽と月のこどもたち』の通常盤に収録されるカップリング曲の試聴音源が公開された日だった。高校の時から相対性理論および真部脩一フリークだった私は、それまでavexのV6公式サイトに表示された『GOLD 作詞・作曲:真部脩一』の文字に心躍っていた。

 

そう、SPARKと出会うまでは。

 

SPARKの試聴音源をイヤホンで聴いた瞬間、私の脳内は広大な宇宙空間にログインした。当初、試聴は1番Aメロ中盤までの公開だったので、まず耳に飛び込んできたのは自担・坂本昌行のスーパーメロメロ爆イケボイス。次に流れてきたのは長野博の甘くて少し渋い歌声。そして裏で刻み続ける四つ打ちのリズム。ビリビリと痺れるようなベースライン。

しかし聴いた瞬間の私にはここまでを分析する力などなく、脳細胞が全身全霊をかけて訴えていたのはこれだけであった。

「何コレヤバいめっちゃ好きなヤツだ」

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SPARK/V6を初めて試聴した私

それからあれよあれよという間に試聴がCメロ中盤~サビ中盤に変わり、ネクジェネでフル公開を経て、ついに『COLORS/太陽と月のこどもたち』が発売となった。私はSPARKを毎日聴き続ける”ENDLESS SPARK状態*1に陥った。

 

 

Aメロは先ほど説明した通り坂本昌行長野博という胸熱バトンタッチで幕を開ける。

Bメロでは特徴的なシンセサイザーの和音が加わり、井ノ原快彦の超絶技巧絶品フェイク「Yeah」や、岡田准一の芯の強いまっすぐな高音「Be free 見せてごらんよ」を堪能する。

Cメロからは「ついてきたいなら いっそ投げ出しちゃえば」と三宅健が誘い、EDMよろしくビートが8分を刻むと「チャンスが今夜なら You better 捕まえな」と森田剛に促される。Get up, Get up,のリフレインとともにビートが最高潮に達したところで森田剛の「Foo!」というシャウトでサビが宇宙のように広がっていく。最高。

1番の段階で6人全員がそれぞれソロを任されているというのも、この曲の重要なポイントである。

ちなみに私の一番の興奮ポイントは、Dメロ終わり大サビ前の「Foo!」は誰が担当するんだろう…とドキドキしながら聴いていると、ビートが静まり坂本昌行の圧巻のフェイクが始まるところで、もう本当に初めてあの部分を聴いた時には全身の血が沸騰しくぁwせdrftgyふじこlpといった具合である。

  

ところで、今年発売されたアルバム『The ONES』と、それをひっさげたコンサートツアーは、このシングルの特典映像のあとに収録されたシークレットトレーラーで発表された。広い一本道を横並びで歩くV6の姿と画面中央に現れた「DON'T MISS IT!」の文字を眺めながら心を震わせつつも、私の脳裏にはある一つの思いがよぎった。

「エッSPARKやる?」

正直な話をしよう。今回2年ぶりのコンサートツアーと銘打っているが、オリジナルアルバムをひっさげてのツアーは実に4年ぶり。2013年のツアーが終わってから4年間でV6が出したシングルは7作品。コンサート未発表曲はカップリング曲も含め約20曲。その中には「BEAT OF LIFE」や「Eyes to Eyes」などの人気曲から「BREAK OUT」といったタイアップ曲まで幅広く含まれていた。私はこの激しいセットリスト争奪戦の中で果たしてSPARKが生き残れるのか心配だった。

 

しかし、私はSPARKが必ずライブで化ける名曲になると予想していた。「SPARKがライブで歌われますように…」「サイコーにクールでセクシーなダンスがつきますように…」と祈りをささげる毎日を送っていた。そして、ツアー私的初日(公式では3日目)の8月13日名古屋公演で、その予想は確信へと変わった。

 

セットリストに関するほとんどのネタバレを遮断して臨んだ名古屋公演。まさかの3曲目にBEAT OF LIFEや、by your sideからのBelieve Your Smileでbys2連攻撃をこなすなど、ヲタク心を揺さぶるサプライズの多い選曲に心が躍りっぱなしだった。そしてセットリスト後半、カミセンのたいへんエロチックで情感を刺激される「Get Naked」をキメて軽く意識が朦朧としているところで、聞きなれたイントロが耳に飛び込んできた。

 

…だ。

SPARKだ……!

SPARKだ!!!!!!!!!!!

私はすぐさま意識を取り戻し、ステージ上で踊るV6の姿に釘付けになった。「心を亡くしたHumans…」と自担が歌い始めた。全身の毛穴から汗が止まらない。その時だった。マイクを通して「Ah Ah」という吐息が聞こえた。モニターにはマイクを口に近づけ眉間にシワを寄せて吐息を発する自担の姿があった。

 

ンンンンンンン~~~~~~!?!?!?!?!?

あそこ坂本くんの声だったの!?!?!?!?!?

名古屋3日目のSPARKの記憶はここまでである。マジで本当にここ以外何覚えていない。それ以降の記憶もレッツゴー6匹で坂本くんにはじめてのファンサをもらったこと以外本当に覚えていない。そのくらい衝撃的なSPARKデビューであった。セトリ入りしたことが本当にうれしかった。

 

 

その後、三宅健のラヂオでSPARKの振付がYOSHIEさんだよ、ということを明かした後、健ちゃんがこんなことを話していた。

そうなんです、私が以前ニコ健。で今回もやばい振り付けだって言ってたのは、このSPARKの事なんですよね。(中略)今回の僕の振り付けの中で一番好きなのはSPARKかな。
  —三宅健のラヂオ ラヂオの日記*2 8月28日放送分より 

とてもうれしかった。踊っている本人の口から「今回の振付で一番好きなのはSPARK」という言葉が聞けたこと。楽しんで踊ってくれていること。私の大好きなSPARKという楽曲に、当たり前ではあるがV6が本気で取り組んでくれたこと。それが知れただけでも本当にうれしかった。

 

私はV6のSPARKという楽曲が大好きだ。胸を張って言わせていただく。

SPARKはジャニーズが歌う国産EDMの最高峰です。

平均年齢が40歳を超えてもなお、EDMという新たなジャンルに果敢に切り込んでいくV6の活動スタイルに惚れ直す。ぜひとも多くの方に聴いてほしい珠玉の1曲。どうぞお見知りおきを。

 

SPARKの試聴はこちら→DISC | V6 Official Website

www.amazon.co.jp

 

*1:今命名した。毎日SPARKを聴いてShow must go onしなければ気が済まない状態。

*2:http://miyakeb1.omelet.jp/